【子供に学習机を】狭いリビングに省エネ省コストで学習机を作る
- 狭い家でも子供専用の机を用意してあげたい
- 勉強に集中できる環境を作ってあげたい
- 手間なく安く済ませたい
- 子供の勉強を促すには環境作りから
- 一般の学習机を置くスペースがなくても省エネ省コストで机は作れる
- 集中して勉強するようになった
結論からいうと、我が家では安いコストで手間を最小限に抑えて、子供専用の勉強スペースを作ることができました。私たちはDIYの経験はありませんが、それでも簡単に作ることができました。
お子様の勉強スペースに悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
我が家が抱えていた課題
我が家には2人の娘がいます。4歳の長女と2歳の次女です。
長女が本を読んだり工作をしたり、勉強をするような時間が段々と増えてきたので、それに応じて以下のような問題が出てきました。
- 勉強や工作のスペースは小さいテーブル(普段は電子ピアノが乗っているので都度下ろさなければならない)やダイニングテーブル、もしくはリビングの床でやっていた
- いつも本やおもちゃ、紙くずで部屋の床が散らばっている
- ダイニングテーブルを使うことがあるが、椅子の高さが合わず、姿勢が悪くなりそうで心配
- 高い学習机を買うお金も、それを置くスペースもない(娘2人なのでなおさらスペース足りない)
特に長女は、幼稚園から帰ってきてからお風呂や夕飯までずっとお絵かきや工作を続けるほどで、その影響を受けて次女もお絵かきをするようになって来ました。
毎日のように作業場所を変え、作業をしては部屋を散らかし、子供を寝かしつけてから部屋の片付けをする毎日の繰り返しです。
絵本を読む時間も増えてきましたが、絵本はソファで読んでいるのですが、ソファの上は自分たちでおもちゃなどを散乱させてますから、どうも集中できない様子。
これは子供専用の学習スペース(作業場所?)を作ってあげたいな。そう思いました。
でも、学習机を買うような余裕もないし、買えたとしてもそれを置くスペースもない・・
だったら、自分で作るしかないか。それが、学習机を手作りすることになったきっかけとなります。
学習机の平均費用
学習机の相場は6万円と言われています。
値幅は1万円代から10万円以上するものまでピンキリですが、例えば人気なブランドをいくつかご紹介しますが、相場はそんなにズレていないことがわかります。
これらを安く見るかどうかは人それぞれですが、少なくとも我が家には高いと感じました。
というのも、娘はまだ幼児ですし、高いお金を払って購入しても机を使ってくれない可能性がありますし、成長によって机が合わなくなる可能性もあります。
なるべくコストを抑えることが優先と判断しました。
学習机の作り方
それでは、実際にどのようにして学習机を作ったのかご紹介します。
作った場所はリビングの一角
我が家には一応、子供部屋があるのですがおもちゃのもの置き場になっているのと、普段はリビングで過ごすので、子供部屋に机を設置しても効果は出ないと判断しました。
そのため、今回作る学習机の設置場所はリビングの一角としました。
コンセプト
学習机を作るにあたり、どのようなコンセプトを立てたかご紹介します。
- 娘の様子が見える場所にする
→ 最近はリビング学習をオススメする声が多いですが、我が家もリビング学習に賛成派です。親としては子供の様子が見れて安心しますし、子供としては親が見えない不安がなくなったり、うまくできた時に褒めてもらいやすかったり、分からないことがあったら聞きやすかったり、いろんなメリットがあるためです。 - 娘2人が横に座れる
→ 我が家には娘が2人いるため、お姉ちゃんだけのスペースにしてしまうと妹に乗っ取られたり場所取りの喧嘩の要因になったりしてしまうので、同じものを与えてあげなければなりません。仲良く分け合って欲しいですが、娘の気持ちもわかるのでしょうがないですね、、 - 娘の成長に合わせて高さを変えられる
→ 子供の成長はとても早いので、短期的にしか使用できないものでは困ります。子供の成長に合わせてテーブルの高さを変えられることができるかが重要なポイントとして考えました。 - スペースは大き過ぎず小さ過ぎず、部屋のイメージを崩さない
→ そもそも家に学習机を置く十分なスペースがないところから始まってますので、コンパクトに収める必要があります。リビングは生活の中心ですから机を置いてもリビングのイメージを崩さないようにしたいと思います。
必要なアイテム
学習机を作るにあたって、どのようなアイテムを使ったのかご紹介します。
今回は子供2人が座れる学習机となります。
- 電動ドライバー
→ なくても作れますが、大変です。女性の場合は必須道具だと思ってください。
- カラーボックス(横幅40cmの2段 × 2つ)
- 追加板(2つ)
※天板はカラーボックスにセットで付いている中板に乗せればいいですが、カラーボックスを収納としても機能させたい場合は追加板があった方が便利です。
※注意事項:天板の横幅を事前に確認してください。微妙な幅の違いで天板がカラーボックスの内幅に収まらない可能性があります。
- 天板
※これがテーブルの板になります!
- テーブルマット
※数mm縮む可能性あることと、テーブルを汚さないために天板の幅よりも10cmくらい大きくすることをオススメします。
- 子供用椅子
※すでに椅子をお持ちであれば、椅子に合わせて テーブルを作りましょう。
※子供用椅子がない場合は、テーブルの高さと合わせて椅子の高さを決めましょう。
- カラーボックスの角を保護するパッド
※カラーボックスの角はちょうど子供の顔の高さになります。毛が防止のために設置することをオススメします!
要した時間
今回作成する学習机はアイテムを見ていただいてもわかるとおり、かなりシンプルです。そのため、学習机を作るのに要した時間は 約半日 でした。
今回は極力費用を抑えたくて、必要なアイテムはホームセンターで購入しました。約半日の中にはホームセンターでの買出しも含めた時間となっています。
内訳はこちらです。
- 買い出し:半日
※娘2人を連れての買い物だったので、余計な時間がかかってしまいましたがその時間も含めています。
※ホームセンターに直接買いに行く場合はどこに何があるか探す時間がもったいないので店員に聞くことをおすすめします。 - 制作:1時間
※妻と2人係で作業を行いました。
大人だけで集中できれば半日かからないと思いますよ。
作り方
作り方はとっても簡単で、以下の7ステップで作れちゃいます。
- カラーボックス外枠を組み立てる。
- 椅子に子供を座らせて、ちょうどいいテーブルの位置を確認する。
※机の高さを計算するときはこちら が便利です。 - 中板を取り付ける。
※この中板に天板を乗せることになります。 - 追加板を購入した場合はお好みの高さに板を取り付ける。
※収納スペースに活用ください。 - 上記を2セット作る。
※左右に置くためです。 - カラーボックスに天板を差し込み、中板に乗せる。
- カラーボックスの角に保護パッドを付ける。★完成★
※怪我防止です。
いかがでしょうか。簡単ですよね (^―^)
学習机を作った結果
手作りの学習机でしたが、簡単に作った割には子供にも好評です (o^^o)ふふっ♪
作ってよかったと思っています。
その後の子供の様子
学習机を作ってからどうなったか簡単にご紹介します。
早速、2人仲良く使用しています。
使い方は、勉強だったり、お絵かきだったり、好きなように使っていますよ。
この学習机で特によかったと思うのは、2人座れるようにしたことです。
場所の取り合いなく仲良く使えていますし、お姉ちゃんが勉強し始めたら下の子も真似して勉強するようになりました。
あと、机を使うようになってから、床のゴミが減りました!作戦通り (≧∇≦)ノ彡
それと、、気のせいかもしれませんが、勉強する時間が増えた気がします!
想定外のメリット
想定外のメリットもありました。
- 姿勢がよくなり、集中力が増した。
- 収納スペースが増えた。
テーブルの高さを娘に合った高さにしたため、姿勢がよくなってその結果集中力も増したように感じます。机に向かう時間が長いのです。
また、リビングに不足していた収納スペースができたこともラッキーでした。
子供の勉強グッズやおもちゃなどを収納することができるようになりました。
課題
今回はここまでとしましたが、課題も残っています。
- 下の娘に合った椅子を用意できていない。
- 壁に向かう形なので明かりがなく暗い。
今回、椅子は購入していなくて元々家にあった椅子を使用しています。そのため、妹の分の椅子が足りていないです・・早く用意してあげないと椅子の取り合いが始まってしまうかも (´_`。)
また、壁に向かって机を作っているので、光が当たりづらくて若干暗いことも課題です。100均などでも電球を売っていますので、うまく作ってあげたいと思います。
今後やりたいこと
課題もふまえて、今後やりたいことを残しておきます!
- 下の娘に合った椅子を購入する。
- 机の装飾を可愛くしたい。
※ちょっとシンプル過ぎたので子供と一緒に可愛い装飾を加えたいと思います。 - 机の裏板を付けたい。
※壁にも筆記具など引っ掛けられるように裏板を付けたいと思っています。 - カラーボックス、天板の色を変えたい。
※天板の色がリビングカラーとちょっと合わないので、色づけできたらなぁと思っています。 - 机の下のスペースを収納スペースにしたい。
※足元のスペースが空いているので有効活用したいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事でお伝えしたかったことはこちらでした。
- 子供の勉強を促すには環境作りから
- 一般の学習机を置くスペースがなくても省エネ省コストで机は作れる
- 集中して勉強するようになった
DIYの経験がない私たちでも子供の学習机はかなり簡単に作れました。
子供も喜んでくれていますし、作って本当によかったと思います。
是非お試しいただければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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