【実録!箸トレーニング】4歳で大人箸が使えるようになってわかった、箸トレの最重要事項は使う箸!
お子様の箸トレーニングは順調に進んでいますか?
- 友達は箸を使っているのに我が家の子はスプーン、フォークから卒業できない
- 箸を使ったことがあるがうまく出来なくて挑戦しなくなってしまった
- 箸を使ってはいるが、持ち方が汚くて心配
上記のようなことで悩んでらっしゃいますか?
心配しなくても大丈夫です。
箸を使えるようになるのは子供の成長の過程で避けては通れない壁ですが、うまく箸トレーニングをサポートしてあげることで子供は正しく箸を使えるようになります。
決して早くはありませんでしたが、我が家では長女が4歳で大人の箸が使えるようになり、それを見て次女の2歳もお箸を使い始めるようになったので、どのようなグッズを使ってどのような経緯で箸が使えるようになったかご紹介したいと思います。
- 【実録】我が家で使ったグッズと使えるようになるまでの経緯
- 箸は平均的には何歳から使えるようになるのか
- 箸の教育が親のエゴになってませんか?
- 箸は早く使えることは大事なことなのか?
- 実践してわかった箸トレーニング開始の適切なタイミング
- 娘を見ていて感じたおススメのトレーニング法とは
- (実際に試してみて)おすすめの箸トレーニンググッズ
【実録】我が家で使ったグッズと使えるようになるまでの経緯
4歳の長女が実際に行ったお箸トレーニングの方法や経緯をご紹介します。
2015/12頃(当時2歳ちょうど)
- おばあちゃんからのプレゼントで「アンパンマン 持ち方覚え箸」をもらい、使ってみるが全く扱えない (--〆)
- しょうがなく箸を封印し、しばらくスプーン&フォークで食事を続ける。
2017/6/20(当時3歳半)
- 4月に幼稚園に入園し、昼食で使用する「箸・スプーン・フォーク」のセットを持参するようになり、箸を意識するようになる (`´)
- エジソン箸(ミニーちゃん)を購入!
※ついでに妹(当時1歳4ヶ月)の分も購入。妹はもちろん扱えない。。
2018/4/14(当時4歳4か月)
- ステップアップさせることを親の私達がすっかり忘れてしまっていたが、年中さんとなったこともあり、矯正箸(三点支持箸)を購入してステップアップチャレンジを開始。
- 何度もチャレンジするが、うまく扱えず断念。。体が小さい娘は手も小さく、箸の開閉やうまく物をつかむことができなかった様子 (+o+)
2018/6/17(当時4歳6か月)
- 休日に本屋に寄った際、たまたまサンプルが置かれており、興味本位に試してみたら思ったよりも上手に扱えていたため「ののじ箸」を購入!
- これがビックリ、すぐに使えるようになった (^O^)
- 箸2本が接続部によって繋がっているので、バランスよく持つことができたからだと思われる。家ではこの箸をいつも使うようになる。
- 幼稚園のお弁当に使う箸としては持って行けないため(持って行ってもよかったか!?)、幼稚園ではスプーン、フォークの使用を続ける。
- お姉ちゃんの影響を受け、この時期から次女(2歳4か月)もエジソン箸(ミニーちゃん)を使えるようになる。
2018/8/1(4歳8ヶ月)
- 夏休み。ののじ箸を当然のように使えるようになったので久しぶりに矯正箸(三点支持箸)を使わせてみるとなんと使えるようになっている!!
- 持ち方もきれいで正しくなっている(^-^)。本人はこれで幼稚園のお弁当も箸で食べれると喜んでいる ♪
2018/8/5
- 外出先で割り箸でも食べられるようになる。箸トレーニング完全卒業と(私が勝手に)認定!!
箸は平均的には何歳から使えるようになるのか
平均的には指が器用に扱えるようになる年齢である3歳頃と言われていますが、
早ければ1歳や2歳から使える子もいますし、5歳6歳になっても上手く扱えない子もいます。
私の娘は4歳半過ぎで扱えるようになったので決して早くはありませんでした。
手先は器用な方ではあると思いますが、手が小さく握力がないので箸を持つことが大変だったようです。
子供にとっては体格も影響がありますので、適切なタイミングというのは年齢だけで判断することは出来ません。
箸の教育が親のエゴになってませんか?
少し話が変わりますが、教育というのは難しいです。「子供のために」という思いが強すぎるとあらぬ方向に進んでしまうことがあります。
娘が通っている幼稚園では年中さんということもあって、箸を使える子もチラホラ居るようで、娘も子供なりに意識するようになっていました。持って帰ってきたお弁当グッズの箸も使った形跡があったりして、何度かチャレンジしているようですが、なかなか上手くいかずに悲しんでいる姿も見てきました。
しかし、それ以上に焦ってしまうのは私たち親です。
自分たちの教育が悪いのでは?我が家の子供は発育が遅いのか?と不安になるからです。
箸のトレーニングについてしっかりとした知識があり勉強されてきた親御さんであれば上手くトレーニングできるのでしょうが、私たち一般人には何が正しいかわからないので、あれやこれやと本やインターネット検索して調べて自分がしっくり来た情報を見てその方法を子供で試します。
私もそうです。
しかし、それは子供のためなのか、自分たち親の教育を正当化・安心するためなのかどちらなのでしょう。
私は後者だった気がします。
完全に大人の都合だと思います。
箸だけに限らず教育というものは子供の今を解消する短期的なものだけではなく、将来を見据えて判断してあげたいですね。
箸は早く使えることは大事なことなのか?
話を戻しますね。
箸が使えると子供は自信になりますから、しっかりと使えるようにしてあげたいですが、早く使えるようになることは大事なのでしょうか?
答えはNOです。
周りの友達より早く使えるようになることで本人の自信が付くことはあるかもしれません。しかし、それより大事なのはちゃんと箸を扱えるようになることです。あくまでもそれを忘れないようにしましょう。
握力がないうちに箸を使うようになると、それでも子供はなんとか頑張って箸を使って食べようとしますから、握り箸や突き箸をして食べるようになってしまいます。
しかも、それで出来た!と本人が自信を付けてしまうと、スプーンやフォークを使わず誤った持ち方で箸を使い続けてしまいます。
矯正することはもちろん可能ですが、私は30数年生きてきて未だにキレイに箸を扱えません。意識してもなかなか直らないのです。
わざわざお子様にそんな苦労をさせる必要はないでしょう。
実践してわかった箸トレーニング開始の適切なタイミング
子供に箸を使わせるタイミングについて説明します。
早くトレーニングを始めることが必ずしも良いことではないと言いましたが、それではいつからであればトレーニングを開始して良いのでしょうか。
一般的には「スプーンやフォークをペングリップ(3本指)で扱えるようになってから」と言われています。
必要な筋力を備えてからということですね。
その筋肉が備わるのが3歳であるため、箸を使い始める平均年齢は3歳となっているようです。
しかし、娘の成長を見て私が感じた適切なタイミングは年齢ではありませんでした。
娘を見ていて感じたおススメのトレーニング法とは
箸を使わせるタイミングの指標として、年齢を判断基準にすることが間違っているとは言いません。
ただ、娘の成長を見て箸の使い始める判断基準を年齢や体格にしてしまっていいのか?と私は感じました。
実際、私の娘は体格も手も小さいので苦労していましたが、それも踏まえて箸トレーニングに重要なポイントをあえて掲げるのであれば、私は以下の2点だと思います。
① 子供が箸を使いたいと思った時にやらせる
② 自然と正しい持ち方になるグッズを使うこと
最終的な目標は大人になってからも正しい持ち方で箸を扱えることです。
子供は本当に吸収が早いです。
その吸収力を活かすには、本人の興味ややる気をうまく引き出すことだと思います。
箸を使いたいのであれば、使わせてあげましょう。
ただし、正しい持ち方でしか使えない箸を使わせてです。
そうすれば子供は年齢に関係なく自然と正しい持ち方で箸を扱えるようになります。
(実際に試してみて)おすすめの箸トレーニンググッズ
STEP1
おすすめグッズ : エジソン箸(ミニーちゃん)
基本となる、「親指」「人差し指」「中指」を通す穴があります。
指を通さないと箸として機能しません。嫌でも正しい持ち方になるのでそこがこの箸のいいところです。
また、箸の先が広がっていて子供でも細かいものがつかみやすくなっています。
これを使って違和感なくご飯が食べられるようになるまでしばらくトレーニングしましょう。
そうすることで自然と箸の正しい持ち方を身に付けることができます。
STEP2
おすすめグッズ : ののじ はじめてのちゃんと箸
自然な箸の動きを補助するカプラというゴム製の連結器(箸2本をつなぐ部品)が付いています。
カプラにはハードタイプとソフトタイプがあります。
まず始めはハードタイプを使用します。
ハードタイプは弾力性が強いので手を離すと箸が開いてくれ、子供が苦戦する箸の開閉操作を補助してくれます。
慣れてきたらソフトタイプに変えましょう。補助力が弱くなり、自身の力で箸の開閉ができるようになります。
エジソン箸に比べ箸の先は細くなっており、より普通の箸に近い構造になっています。
STEP1で正しい持ち方を身に付けた後であれば、子供はすんなりと扱えるようになるでしょう。
STEP3
おすすめグッズ : 矯正箸(三点支持箸)
いよいよラストステップです。
こちらの箸は、指の形に沿ったくぼみがあり、つかみやすい構造になっています。
ただし、今までとは異なり、指を引っかけたり、開閉の補助をしてくれるようなものではないので、通常の箸とほぼ同等なものといえる箸です。
何の補助もなしで食べられるようになれれば、箸トレーニングはクリアとなります。
我が家の次女(2歳5カ月)は現在STEP1の状態ですが、使い始めて1ヵ月経たずしてだいぶ上手に食べられるようになっています。
もうしばらくしたらSTEP2に進められるかもしれませんが、焦らず慎重に子供のペースでやらせてあげたいと思います。
以上、箸トレーニングについてでした。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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