pennyさんの子育て部ログ

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長女(4歳)次女(2歳)の子を持つ30代パパのpennyです。このブログでは子育て世代の夫婦の切実な悩みや、ちょっと手ごたえのあった育児方法、日々の生活に役立ちそうな情報、娘の成長記録などを残していきます。このブログを読んで「気持ちわかるよー」「参考になった!」「一緒にがんばろうね!」と言ってくださる方が増えると嬉しいです!

適切な処理をするためにムダ毛が生える仕組みを知りましょう

この記事では、ムダ毛が生える仕組みについて説明します。

 

毛の構造

毛の構造図

毛の構造図
毛幹

皮膚の上に出ている目に見える毛の部分。

毛根

皮膚の中にある毛の部分。

毛球

毛根の根元の膨らんだ部分。毛を抜いたときに毛の先端が丸くなっている部分。

毛乳頭

毛根の最深部(毛球の根元)。頭皮内の毛細血管と繋がっている。発毛の司令塔

毛母細胞

毛乳頭の周囲を覆う細胞組織。毛の製造機関。毛母細胞が分裂することで毛が作られる。

 

毛周期(ヘアサイクル)

毛には生えて抜け変わる周期、「毛周期」というサイクルがあります。

 

毛周期(ヘアサイクル)図

毛周期(ヘアサイクル)図

毛周期は大きく以下の3つの期間に分かれます。

成長期

新しく毛が生えて成長する期間。

退行期

毛が成長を止めて伸びない期間。

休止期

毛が成長しない期間。最後に毛が抜ける。

 

毛周期は体毛1本ごとに違います。そのため、見た目は安定して体毛が生えているように見えますが、それぞれの体毛がそれぞれの周期で「抜けては生える」を繰り返しているのです。

 

また、体毛のうち目に見えている毛は全体の1/3程度と言われており、残りの2/3はこれから生える毛と抜け落ちるのを待っている毛となっています。

 

さらに、毛周期は部位によって異なり、休止期から成長期に移るスピードが最も早いのは髪の毛と言われています。

 

毛が生える仕組み

毛が生える仕組みとして、毛周期の各期間で各要素がどのような働きが行われて毛が生成されるのか説明します。

 

成長期
  1. 毛乳頭が毛母細胞に発毛の指令を出す。
  2. 毛母細胞が毛細血管を通して、アミノ酸などの発毛に必要な栄養素を取り込む。
  3. 毛母細胞は細胞分裂を繰り返して、毛の主成分であるタンパク質(ケラチン)を生成する。
  4. 毛球部にはメラノサイト(色素形成細胞)があり、毛が黒くなる素のメラニン色素を生成する。
  5. 毛母細胞は細胞分裂をするときに毛母細胞の間にあるメラノサイトからメラニン色素を受け取り、毛を生成する。
  6. 毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで毛がどんどん伸びる。
退行期
  1. 毛母頭と毛母細胞が分離し始める。
  2. 毛の成長が緩やかになってくる。
  3. 毛根が徐々に押し上げられ、抜ける状態になる。
休止期
  1. 毛母細胞による細胞分裂が停滞する。
  2. しばらくすると、自然に毛が抜ける。

このサイクルを繰り返して、毛は生えて伸びて行きます。

 

毛深くなる原因

毛は「多い・少ない」の差はあれど誰にでも生えるのになぜそのような差が生まれるのか。その原因を理解することでムダ毛への対処法や対策グッズを選ぶ時にご自分で判断する事ができるようになります。

ここでは毛深くなる原因を解説します。

ポイントとなるのは男性ホルモン

体毛の毛深さにはホルモンが影響していて、このホルモンを「性ホルモン」と言います。

性ホルモンには「男性ホルモン」と「女性ホルモン」がありますが、毛深さに影響するのはもちろん「男性ホルモン」です。

つまり、「男性ホルモン」が多いと毛深くなるということです。 

 

「男性ホルモン」は男性にだけ存在するかというとそうではなく、女性にも存在します。「男性ホルモン」も「女性ホルモン」は男女両方に存在しますが、それぞれのホルモンバランスによって体毛や身体への影響を調整しています。

 

しかし、そのバランスが崩れ男性ホルモンの分泌が多くなると、毛深くなります。

男性ホルモンをいかに抑制するかが毛深さに対する対処のポイントということですね。

 

毛深さを生む成分・要素

 次に、男性ホルモンがなぜ毛深さにつながるのか掘り下げていきます。
まずは、この後の説明で使用する成分・要素から説明していきましょう。

 

テストステロン

男性ホルモンの一種。髭や体毛の成長を促す。毛への影響のみならず、「性欲向上」「記憶力・集中力向上」「モチベーション向上」など様々な影響を与える。生成される量に人による差はさほどない。

5αリダクターゼ

テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素。1型と2型があり、1型は全身の皮脂腺に分布している。2型は前頭部や頭頂部、生殖器付近に多く分布する。5αリダクターゼの量は遺伝により最初から決まっている。

ジヒドロテストステロン

超強力な男性ホルモン。テストステロンと5αリダクターゼが結びつくことで生成される。ジヒドロテストステロンにも型が2種あり、1型の5αリダクターゼと結びつくことで、1型のジヒドロテストステロンとなる。1型のジヒドロテストステロンは体毛の増加や皮脂の分泌量を増加させる働きがある。一方、2型の5αリダクターゼと結びついて生成される2型のジヒドロテストステロンは薄毛など髪の毛を減少させる。

男性ホルモン受容体

アンドロゲンレセプター。ホルモンを受容する器官(細胞)。ジヒドロテストステロンと結びつくことでTGF-β、IGF が生成される。

TGF-β

トランスフォーミング増殖因子。毛乳頭や毛母細胞の活動を抑制し髪の毛の成長を妨げる、成長抑制因子。

IGF-1

IGF(インスリン様成長因子)の一種。細胞を活性化させる作用があり、毛乳頭や毛母細胞の生成・分化に大きな影響を与える、成長因子。

 

テストステロンから体毛を濃くするIGFが生成されるまでの流れを図にしました。

 

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体毛を濃くする成分の流れ

 

テストステロンという男性ホルモンは5αリダクターゼと結合することで、体毛を増加させる働きを持つジビドロテストステロンを生成し、そのジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容体と結びつくことで、細胞(つまり、毛母細胞)を活性化させるIGF-1を生み出すことになります。

 

IGFが生み出されてしまうことで体毛が多くなり、結果的に毛深くなってしまいます。

 

毛深さの対処(脱毛など)やグッズを選ぶときに、それは上記成分のどれに対してアプローチしているかを見極められるとご自身も効果を信用しやすくなると思いますのでご参考にしてください。

 

以上、ムダ毛が生える仕組みについてでした。

 

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幼児・子供へのムダ毛対策(抑毛)について詳しく知りたい方はこちら。

 

コントロールジェルMEについてよくある質問をまとめたFAQページはこちら。

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